五十而知天命&バリ島往還

半世紀を生きてきた今、無理しない生き方をゆるーく追及中。バリ旅に学ぶところ多し。

バリ島 ◆ 観光向けだけじゃないところが良い、海岸沿いの遊歩道 ◆ サヌール

バリ島のサヌールは、長期滞在する外国人が多い地域だ。観光地というよりも、滞在地という言い方がふさわしい。海岸線には観光客向けのオンザビーチのホテルが並んでいるが、内陸に向けて長期滞在に向くアパートメントや、別荘が数多く建っている。古い時代から栄えている村で、地元の人もたくさん住んでいる地域だ。

そんなサヌールには、東側の海岸線沿いに、長く続く遊歩道がある。遊歩道は石畳の道で、サヌール北辺のMatahari beach(マタハリ・ビーチ)から、南へずっと下がって海岸線沿いに西向きにカーブし、その先でなんとなく砂に埋もれて途切れるまで続いている。距離にして7、8kmというところだろうか。

この遊歩道は、サヌールの住人たちと観光客が入り混じって、憩いの時間を過ごす場所になっている。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道 海側の砂浜にレストランの椅子とテーブルが並んでいる

遊歩道の陸側にはホテルやレストランが並んでいる。海側の砂浜は、そういったホテルのセミプライベートビーチになっていてパラソルと長椅子が並んでいたり、レストランのテーブルと椅子が並んでいたりする。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道 よく手入れされた植栽が美しい

海側に置いてあるカラフルな船は、ジュクンという伝統的な船で、おそらくマリンアクティビティ用。遊歩道沿いにも、ところどころにアクティビティの受付カウンターがある。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道 少し先の海側の砂浜にはパラソルと長椅子が並んでいる

こんながらんとした砂浜のある場所も。木陰で地元の人たちがお喋りしているのをよく見かけた。

 

バリ島 サヌール ホテルの敷地を横切る遊歩道を自転車が通っている

遊歩道の海側がホテルのセミプライベートビーチになっているところでは、遊歩道がホテルの敷地内を通っているように見える。

とはいえ公道なので、地元の人が自転車で通り過ぎたり、ジョギングをする人が通ったりする。その向こうには青い海、見上げればヤシの葉にフランジパニの花。いつまでも見飽きない光景だ。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道 砂浜にパラソルと長椅子がある

この写真の左側ではホテルが工事中。こういう場所は遊歩道の手入れもイマイチで砂に埋もれそうになっているが、なんとか続いている。

波打ち際の長椅子とパラソルは、時間貸しをしている業者のものか。1日数百円~1,000円くらいで場所を借りられるので、オンザビーチのホテルに宿泊していなくても、ビーチリゾートを楽しめる。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道 レストランがメニューを広げて待っている

この遊歩道を散歩していて助かるのは、レストランやカフェがいくつもあって、道沿いにメニューを出して歓迎してくれているところ。疲れたらいつでも休憩できるし、急にトイレに行きたくなっても安心だ。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道から見た朝焼け

 サヌールの海岸は東側なので、朝早く遊歩道を散歩すると、こんな朝焼けを見ることができる。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道を遠浅の海の中から見る

 干潮時には、海が足首くらいまでの深さに。海の中へどんどん歩いて行って、海側から遊歩道を見たところ。

 

バリ島 サヌール 海岸線に沿った遊歩道から干潮の海を見る たくさんの人が海の中を歩いている

遠浅になった海でたくさんの人が遊んでいる。向こうの陸地はペニダ島・・・かな?

 

こういう感じに、洗練されたホテルのカフェから眺める海や、地元の人たちの木陰の憩いや、ぽっかりと人がいない砂浜や、そういうバリ島のいろいろを眺めてみたい人には、サヌール滞在がたいへんお薦めです\(^o^)/

 

バリ島 ◆ 帰国日プランを日本のツアー会社で手配した《ラマヤナリゾート&スパ》デイユース ◆ クタ

一昨日の記事で、帰国日デイユースを自分で手配して、とても満足した話を書いた。

 なかなかに印象的なホテルだったので、ついその話を先に書いてしまったのだけれど、その1回前の2017年のバリ旅では、日本のツアー会社のプランで帰国日デイユースを利用していたことを思い出したので、記録しておきたい。

 

クタの街なかホテル《ラマヤナリゾート&スパ》

利用したホテルは、クタの《ラマヤナリゾート&スパ》。クタスクエアのすぐ近く、街のど真ん中にある。ここを選んだのは、数年前に滞在したことのあるクタを、久しぶりに見てみたかったということもあるし、ツアー会社のくれたオプショナルツアーの冊子に掲載されているプランでは、一番安かったからだ。

 

バリ島 クタのホテル シングルベッドがふたつ

小ぢんまりとした部屋だが、インテリアはなかなか素敵。

 

バリ島 クタのホテル 部屋の中から入口を見る 左にシャワーブース

クタの街を散歩して過ごすつもりだったので、部屋には多くを求めない。エアコン、セーフティーボックス、シャワーがあれば十分だ。

 

バリ島 クタのホテルのプール

せっかくプールがあるので、散歩に出る前に、長椅子に座ってちょっと休憩してアイスクリームを食べた。街なかだが、ヤシの木や白いパラソルで、それなりにリゾートな雰囲気。

 

バリ島 ヤシの木の向こうに工事のクレーンがのぞいている

隣の敷地は工事中で、クレーンが働いていた。

 

両端を抑えておくことの気楽さ

日本の旅行代理店で航空券とホテルがセットになったツアーを申し込むと、現地のオプショナルツアーをまとめた冊子をくれることが多い。観光、レストランでの食事、マッサージ、マリンアクティビティ、そして帰国日プランがいろいろ掲載されている。

この時の《ラマヤナリゾート&スパ》のデイユースは、こうした冊子から選んだ。

バリ島からの帰国便は、直行便だと夜中の出発になる。繁忙期で滞在するホテルにレイトチェックアウトの設定がない場合、概ね12:00のチェックアウトのあと、空港に出発するまでの半日をどう過ごすかを考えておかなければならない。

半日で何をするにしても、滞在中のホテルに迎えに来てくれて、帰りの飛行機に間に合うように空港に送ってくれる、という 両端を抑えておけば気が楽だ。

 

バリ島のレストラン テーブルの上にはビンタンビールの緑のビンとジョッキ

迎えにきてくれる場所と時間が決まっていれば、安心して最後までビンタンビールを楽しめる。

 

帰国日プランの選び方はひとさまざま

滞在していたホテルを出た後、出発までに何をするか。なにしろ半日あるので、アクティブな人は観光でもマリンアクティビティでも、けっこう詰め込める。帰国日スパも人気がある。

連れ合いと私の場合は、そもそもあまり観光に興味がない。スパは好きだが、時間いっぱいそこにいるわけにもいかないし、荷物を残して散歩や買い物に行って帰ってきてからシャワーを浴びたいとか、疲れたから少し昼寝がしたいなど、天気や体調に合わせた自由度を残したいとなると、やっぱり「居場所」を与えてくれるデイユースがいい。

どのプランを選ぶにしても、最後の買い物をしたいならば、それがヌサドゥアの大きな免税店なのか、クタのショッピングモールなのか、ということも考えておくと良いだろう。

バリ島 クタのショッピングモールの入り口

インターネットでも、"バリ 帰国日" と検索すると、わんさか情報が出てくるし、現地の空港などに置いてあるパンフレットにも日本語で申し込めるプランが載っている。人気があるプランは日本を出発する前に予約したほうがいいが、現地に行ってからでも、最終日プランを申し込むのがお薦めだ。

ツアー会社のプランは便利だが安くはない

 ちなみに、《ラマヤナリゾート&スパ》のデイユースプランは、冊子での紹介で一番安かったとはいえ、2名利用1部屋の料金は、Rp.1,680,000(≒¥12,100)だった。送迎、夕食がついてはいたが、自主手配のポンドック ナリタの料金が Rp 500,000(≒ ¥3,700)だったことを思うと、やはりツアー会社にお任せできるぶんの費用がかかっている。

ちなみにこの時の日程では、他のホテルのデイユースにはこんな値段がついていた。いずれも2名1室、送迎と食事つき。興味はあるけれど、なかなかにお高くて、私は手が出ない😅

  • スミニャック《ヴィラアイル・バリ》バンブーヴィラ
    Rp.3,360,000(≒ ¥24,200)
  • ヌサドゥア《ザ・リッツカールトン・バリ》
    Rp.5,500,000(≒ ¥39,600)

 

バリ島 レストランの食事 白米、鶏肉の串焼き、テンペ、サンバルが盛り合されている

《ラマヤナリゾート&スパ》のデイユースプランにセットされていた夕食。インドネシア料理なのが嬉しい。

 

バリ島 クタの海辺の夕景

旅の最後を締めくくる、クタの夕景。名残惜しさが増してくる。 

バリ島で出会った猫たち

バリ島のお土産の定番としてよくあげられる、木彫りの猫。「バリ猫」と呼ばれたりして、どこの土産物屋でもたくさん置いている。ではバリ島には猫がわんさかいるか、というとそれほどでもない印象だ。どちらかというと犬をよく見かける。

それでも裏通りを散歩していると猫に出くわすことがあって、そうすると嬉しくてつい写真を撮ってしまう。

 

飼われているというより、人間を適当に利用しながら、そのへんで自力で生きている、という雰囲気の猫が多い。

バリ島 裏道に薄茶の猫

カメラを向けたら警戒されてしまった。ごめんごめん。

 

電柱の陰から急に現れたり。どことなく高貴なお顔。

バリ島 三毛猫

バリ島の猫はみんなほっそりしている。

バリ島 三毛猫

 

洋品店の店先で寝ていたり。

洋品店の白いタイルの上に白黒の猫が寝ている

あ、よく見たら起きてる。子猫かな。

バリ島 洋品店の店先の子猫

 

この子は首輪をしている。食生活が良いのか、毛並みもふわふわ。

石畳の上にいる白黒の猫 首輪をしている

こういう子はあまり見かけない。家のなかで大事に飼われているのか、そもそもそういう習慣はないのか。

 

時には食堂の中に入ってきていることも。尻尾をぴんと立てたキジトラの子猫。

バリ島 椅子の下にキジトラ猫

子猫が3匹、テーブルの上の食べ残しを狙っている。

バリ島 食堂の椅子の上に子猫が3匹

バリ島 食堂のテーブルの食べ残しを子猫が食べている

あーあ、登っちゃった。

バリ島 食堂のテーブルの食べ残しを子猫が食べている

ここの名物は焼き魚(イカン・バカール)。魚のいい匂いに誘われているのだろうが、香辛料たっぷりで辛いのに、大丈夫か…。

バリ島の焼き魚 香辛料たっぷりで辛そう

子猫たちのお母さん(?)もやってきた。またお腹に赤ちゃんがいるかな・・・?

バリ島 テーブルの上に白い猫

おかあさんは食事中。食堂と言っても、ここは東屋にしつらえられた座敷でほぼ屋外だから、我々が彼らの縄張りの中で食事をしている、ということなのかも。

バリ島 食堂の座敷の上に子猫が2匹

お邪魔しました。

 

バリ島 ◆ 帰国日デイユースを自分で手配してみた《ポンドック ナリタ》での8時間 ◆ サヌール

日本からバリ島に旅行するときは、帰国便の出発が夜中になることが多いので、いわゆる「帰国日プラン」を考えておく必要がある。

たいていのホテルは12時チェックアウトなので、それからの半日をどう過ごすか考えておかないと、暑い午後に、荷物を持ったまま街をうろうろする羽目に陥る。旅の最後の想い出がそれでは、何とも悲しい。

この記事では、帰国日のプランとして、ツアーとは別に、格安ホテルのデイユースを手配したときのことを書こうと思う。

 

インターネットで格安ホテルを1泊だけ予約

帰国日プランというと最終日まで精力的に観光するものもあるが、「何もしない」が信条の我々は、ホテルのレイトチェックアウトを狙うことが多い。最後までのんびりして、シャワーを浴びてすっきりしてから出発しようという腹。ただ、オフシーズンだと連泊のおまけにつけてくれることもあるが、オンシーズンだと1泊料金を取られるか、そもそもレイトチェックアウトは受けてくれないこともある。

 2018年1月のサヌール滞在時も、ホテルのレイトチェックアウトは1泊分の料金だった。ツアー会社が提供する他のホテルのデイユースプランは、マッサージや食事がつくとは言え値段が高く、ピンとこなかった。

そこで、インターネットで安いホテルを探して、1泊料金を払って昼過ぎにチェックイン、22:00にチェックアウトする、つまり自分手配のデイユースプランを作ることにした。

基本的には、荷物が置けて、エアコンがあって、シャワーを浴びられればいいのだが、せっかくなので、将来の長期滞在のリハーサルになるような、キッチン付きの格安ホテルを選んでみた。

それが、サヌールの「ポンドック ナリタ(Pondok Narita)」だった。

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 オープンエアのキッチンがある一軒家のデラックスルーム

ポンドック ナリタは、サヌールの目抜き通り、タンブリンガン通り沿いにある。表にRita Gift Shopという店があって、ここにはサヌールに訪れるたびに、何度も買物に来ていた。そこでいつもPondok Naritaという看板を見て、成田みたいな名前が気になって覚えていたので、場所の感じがわかっているというところも安心だ。

値段は、キングベッドのデラックスルームが、1泊1部屋 Rp 500,000(≒ ¥3,700)。帰国日のデイユースプランを自分で手配して安く上げようという目的にもぴったりだった。

そして何より、予約サイトの写真を見て興味を引かれたのが、このオープンエアのキッチンだ。

バリ島のホテル オープンエアのキッチン付き

部屋のテラスが、ダイニングキッチンのようになっている。屋外だが、とてもきれいに清掃されていた。鍵のかかる門を通らないとここには入れないので、プライベートな空間として使える。

バリ島 格安ホテルのキッチンの設備 充実している

冷蔵後やガス台も設置されていて、食器や調理器具もそれなりに揃っていた。

 

バリ島 1棟建てのホテルの部屋 石造りの壁

ダイニングキッチンから振り向くと、寝室への入り口。

 

バリ島の格安ホテル 木製家具のシンプルな部屋 バラの絵が飾られている 

部屋の中もきれい。木製家具で味わいがある。エアコン、金庫、薄型TVなどの設備も十分。

 

バリ島のホテル 部屋の中から明るい屋外を臨む

キッチンと反対側には大きな窓があり、中庭を挟んで向こう側の部屋が見える。

夕飯は近所のカフェ・バトゥジンバールで

ポンドック ナリタは立地もとても良い。最終日なのでお土産の買い残しがあれば、表のRita Gift Shopに行くか、バラマキ用ならすぐ近くに大きなスーパーマーケットがある。

夕飯の選択肢もあり過ぎるほどで、この時は、カフェ・バトゥジンバールに行った。どのガイドブックにも載っている人気のカフェだ。帰国前にバタバタしたくないので、明るいうちに早めの夕飯にする。

バリ島 サヌールの人気カフェの屋内 高い天井からカップとソーサーがたくさん吊り下げられている

高い天井が気持ち良い。

 

バリ島のカフェ オープンエアの席に赤い和傘のようなパラソル

カフェの中からタンブリンガン通りを眺める。

 

白いご飯の周りに、8種類のおかずが盛り付けられている

サヌールでの最後の食事は、ナシ・チャンプルー。

 

グラスに注がれたビールと、ビンタンビールの緑のビン

もちろん、ビンタンビールと一緒に。

 

テラスでスコールをやり過ごして帰国へ

夕飯を済ませて部屋に戻ると、スコールになった。

バリ島のホテル 壁の上に置かれた植木鉢に大粒の雨が降っている

テラスでスコールの力強さを感じながら、デザートに買ってきたマンギス(マンゴスチン)を食べる。この果物は日本では手に入らない。旅の終わりに、バリ島らしさを満喫。

マンゴスチン 赤紫の球形の果実、割ると分厚い皮の中から白い果実が顔を出す

マンギスは、とても傷みやすく、割って見ないとわからない。これは、食べられないことはないけど、ハズレだったかなー。マンギスの目利きはまだまだ。

 

最終日に自己手配するときはツアー会社に相談を

22:00、チェックアウトのためにフロントへ。当日にチェックアウトすることは、事前にもメールで連絡してあったし、チェックインのときにも言ったが、違う人なので伝達されていなかったらしく、驚かれる。まあそんなもんですな。

ツアー会社の出迎えはちゃんと来てくれていた。実は、ツアーの滞在ホテル以外の場所に迎えに来てもらうことについては、事前に日本で聞いたときは、NGと言われていた。繁忙期で混乱するといけないから、という理由。それで、ピックアップの時間に元のホテルに戻ろうと、デイユースは近所のホテルにしたのだ。

でも現地に到着して、空港出迎えの現地スタッフに話したら、問題ないですよー、そっちのホテルに迎えに行きます、と、その場で携帯電話でポンドック ナリタに確認してくれていたのだ。そして、約束した通りの時間に、その人が迎えに来てくれた。融通が利くかどうかは時の運、というところではないかと思うが、助かった。

最終日にあちこち移動するロスを避けられたことはとてもありがたかったので、空港に着いて分かれる時に、元のホテルに戻る分のタクシー料金分くらいを上乗せして、心づけを差し上げて別れた。

 

結果として、自主手配のデイユースはとても良かった。これからも、レイトチェックアウトができないときには、この方法を使ってみようと思っている。

 

 

バリ島 ◆ 7年前と比較しても好きなところは同じ 2回目の《グリヤ サントリアン》(2)◆ サヌール

バリ島 サヌール《グリヤ サントリアン》への、2018年1月の滞在記の2回目です。

このときバリ島への旅行は8回目、サヌールだけで5回目の滞在となったが、結局、バリ島で一番好きなホテルはここだと、連れ合いと意見の一致を見た。

 

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何度も通ることになるホテル内の道が美しい

朝食のあと、ホテル内を散歩する。歴史あるホテルらしく、敷地内には立派な樹木がならび、緑が美しい。敷地内の道は何度も通ることになるので、そこが味気ない通路ではなく、美しい小道であることが嬉しい。

ホテル内の小道 左手に草ぶき屋根の建物 植物の緑が美しい

 

ホテル内の建物にも、ひとつひとつに雰囲気がある。

芝生の上にホテルの敷地内の建物 草ぶき屋根

 

バリ滞在感を盛り上げてくれる苔むした石像たち

敷地内には、あちらこちらに石像が置いてある。湿気の多いバリ島では、新品でも3年も経てばとても古いものに見えてくるということなので、どれが歴史的ででれがそうでもないのかよくわからないが、みんないい感じに苔むしている。

カエルの石像 苔むしている

 

門の上の石像

 

門の足元の石像

 

階段の下の石像

2階の部屋に上がる階段にも石像が控えていた。スタッフが耳に飾ってあげている花ががなくなっていたら、通るたびに自分でも飾った。プルメリアの花は、庭の芝生にいくらでも落ちている。

 

海を臨むくつろぎエリア 2011年 → 2018年

2011年の滞在記でも書いたが、グリヤ サントリアンは海側のスペースが最高に気持ちよく、ちょうどいい。

2011年に来たときには、このソファとテーブルのある場所が気に入って、ここに座って海を眺めたり、本を読んだり、ランチを食べたり、ビールを飲んだりと、かなり長い時間を過ごしていた。

バリ島のホテルの海辺、木のローテーブルとベンチ ヤシの木も見える

2011年のグリヤ サントリアン

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これが、2018年にはこうなっていた。7年も経つとレイアウトや家具が、いろいろと変わっている。白い石像を目印に比べてみると変化がわかる。

ホテルの海辺 ヤシの木 白いデイベッド

2018年のグリヤ サントリアン

 

ソファとテーブルが、2人並んで寝そべることができるデイベッドになっていて、ますますこの場所の居心地の良さが増していた。この時の滞在では、ホテル内でくつろぎ時間を過ごす場所は、ほとんどここにいたと言っても過言ではない。

東向きなので午後は程よく影になり、遊歩道を散歩する人や、砂浜の上の白いパラソルの下でくつろぐ人々などのリゾートらしい風景の向こうに、青い海が広がる。見上げれば、ヤシの葉、プルメリアの花、青空に白い雲。

これ、多分、2011年版とほとんど同じことを書いている。そのとき感じた心地よさは変わらず、この環境に身をゆだねて時間を過ごすことが、私たちのバリ島滞在の意味そのもの だと思った。

 

ホットティーをオーダーした時に持ってきてくれるセットも変わっていたが、どちらもたっぷりした量を持ってきてくれることは変わらない。

2020年のいま、脱プラスチックが全世界的な課題として注力されているが、2018年のこの時、すでにミネラルウォーターはペットボトルからガラス瓶での提供に変わっていた。デザインも素敵。

グリヤ サントリアンのティーセット 2011年版と2018年版

この写真を見比べると、木製だったテーブルやサンラウンジャーが、軽い籐編みのものに変わっているのがわかる。ちなみに、ホテルの敷地内のプールサイドには、まだ木製のものが使われていた。よく移動する砂浜の上のものは、軽くて運びやすいものに変えたのかもしれない。

 

砂浜に白いパラソル、サンラウンジャーが並んでいる

 

遊歩道から見たグリヤ サントリアン

 

インドネシアは、9月11日から観光客の受け入れを再開する方針だったが、感染者数の増加が止まらず、少なくとも2020年いっぱいは再開しないと発表した。次に訪れるのはいつになるかわからないが、また必ず、ここで時間を過ごしたい。

 

バリ島 ◆ やっぱり丁度よく心地良い 2回目の《グリヤ サントリアン》(1)◆ サヌール

はじめてサヌールに来たのは2011年、グリヤ サントリアンに滞在した。「何もしない」時間を過ごすためにバリ島に出かける連れ合いと私には、ホテルの敷地内でバリ島リゾートらしさを満喫できるグリヤ サントリアンは、最高にちょうどよかった。

結局いちばん好きなのはグリヤ サントリアン

サヌールという街自体にもはまり、それからも続けてサヌールを滞在先に選んでいるが、ホテルはいろいろ試してみたくて、同じ系列のプリ サントリアンファミリー向けのスイス ベルリゾート ワトゥ ジンバーたまたま充実の連泊特典が出ていたフェアモント サヌール ビーチ バリ と、うろうろしてきた。

でも結局、サヌールで、というか、バリ島でいちばん好きなのはグリヤ サントリアン、ということで連れ合いと私の意見は一致を見た。他のホテルでも、それぞれにとても良い滞在ができたが、結局どの回も、比較するのであれば、グリヤ サントリアンのほうがいいね、という結論になった。

これだけ比べてみてようやく気が済んで、2018年1月、8回目のバリ旅では、グリヤ サントリアンに戻ってきた。

バリ島のホテルから海を臨む、白いパラソル、ヤシの木

 

到着の夜、バリ時間の最初の1杯を求めて近所の店へ

到着は、夜も更けてからになった。順調ならまだ薄明るい時間に到着できるのだが、このときはフライトが少し遅れた。

夜、バリ島のホテルの庭から明るいロビーを見る

初めてバリ島に来た時は、ホテルがウブドで、空港から距離があるので当然到着は夜になったが、はじめての場所に暗くなってから到着というのは、それなりに不安なものだ。

でも、ここなら街の様子も良くわかっているし、気楽なものだった。多少到着が遅くなっても、夕飯を食べるレストランの当たりはついている。同じ場所に何度も旅行するというのは、そういう気楽さもあってリラックスの度合いが高いのだと気づいた。

部屋に荷物を置いて、さっそく街に夕飯を食べに出かけた。年明けすぐの日程で、まだ待降節中につき、クリスマスの飾りつけ。

バリ島の夜の街 クリスマスイルミネーション

12月25日にいっせいにクリスマスツリーを片付けるのは、すぐにお正月モードに移行して門松を出したい日本文化の都合だ。キリスト教の国では、少なくとも1月6日の主の公現(イエス・キリストの洗礼の祝日)までは片付けず、そのあともしばらくそのままにしておくこともあるそう。バリ島でもそれにならっていると思われる。オーストラリアからのお客さん多いしね。

テーブルの上にビールジョッキが2つ ビンタンビール バリ島

バリ島での最初の1杯はいつもビンタンビールを選ぶ。ああ、今年もバリ時間が始まったと、ついニヤニヤしちゃうのが止まらない。

朝食を待ちながらビーチリゾートの風景を楽しむ

翌朝、海側のオープンエアのレストランで朝食を取る。サヌールの海岸線に沿って続く遊歩道を挟んで、白いパラソルの向こうに海が広がる。東海岸なので、朝日がまぶしい。

海辺のオープンエアのテーブルで朝食 バリ島 グリヤ サントリアン

つい早起きしてしまい、まだ朝食会場には人が少ない。席につくとすぐに持ってきてくれるコーヒーを飲みながら、料理がそろってくるのをのんびりと待つ。

バリ島のホテルの朝食会場 オープンエアのレストランでのビュッフェスタイル

スターターはフルーツ。食事の前にフルーツを取ると免疫力が上がるので、普段から朝食前に必ず果物を食べるようにしている。バリ島のホテルでの滞在中は、その習慣を履行するのも本当に簡単だ。何種類もの果物が、たっぷり用意されている。

テーブルにカットフルーツを盛った皿、フルーツジュース

よろしければこちらもお読みください。

 

まだ到着して、一晩たって朝食を食べたところまでしかたどりついていないが、今日のところはこのくらいで。また、続きを書きます。

 

 バリ島で滞在したその他のホテルの記事はこちら。

imoig.hateblo.jp

バリ島 ◆ オープンリビングがすばらしい《フェアモント サヌール ビーチ バリ》◆ サヌール

旅行代理店は、ときどき驚くほどコストパフォーマンスが良いプランを出してくれるときがある。2017年3月、7回目のバリ旅では、そんな代理店からの提案に乗っかって、高級ホテル《フェアモント サヌール ビーチ バリ》に宿泊した。

フェアモント サヌールの看板

2013年にオープンした新しいホテル

この時の旅行は、連れ合いと私の休暇がうまく調整できて、現地5泊の比較的ゆっくりできる日程だった。5泊もするのだから良いとわかっているところに、と、グリヤ サントリアン指定で見積りを依頼したのだが、この時に、「ほとんど代金が変わりませんのでこちらもご検討ください」と紹介されたのが、このフェアモントだった。

2013年6月オープンだというので、このとき4年目。新しい。ザ・リージェントとしてオープンして、2014年11月にはフェアモントに変わっている。全室スイートタイプで、バスルームはバスタブ付き。敷地は海に面していて、プールサイドのサンラウンジャーからそのまま海を眺めることができる。

バリ島のホテル、プールサイドから海を臨む

 

それにこのとき、連泊特典が盛りだくさんだった。

  • 3連泊で追加の1泊無料
  • バリニーズマッサージ60分(1回)
  • 3コースディナー(1回)
  • オーシャンビュースイートにアップグレード(60日前早期予約特典)

これに釣られて、フェアモントに決めた。

海を臨むプールサイドで食卓に皿とナイフが置かれている

 

外とゆるやかにつながるオープンリビング

特にこのホテルで素晴らしかったのは、部屋の外側にしつらえられた、オープンリビングだった。写真で見た時から良さそうだとは思っていたが、想像以上だった。

下の写真の正面の引き戸は、木組みだけで外気とつながっている。スクリーンを下ろすことはできるが、外気を遮断するガラス戸はない。そういう意味ではベランダなのだが、とても広く、ソファやテーブルセットなどの家具が置かれていて、寝室とは別の、ひとつの立派な「部屋」になっている。

バリ島のホテルのオープンリビング ソファやカフェテーブルが置かれている

バリ島のホテルには、特にヴィラのようなところだと、オープンリビング付きの部屋もあるが、壁などがまったくない、本当の意味でオープンのままのところに、リビングセットが置いてあるようなものが、ちょっとあけっぴろげすぎて落ち着かない。でも、この言うなればセミオープンのリビングは、実にくつろげた。ソファにいつも連れ合いが寝そべっていて、ブログに使える写真がなかなか見つからなかったほどだ😅

ガーデンビューからオーシャンビューにアップグレードしてもらっていたので、この引き戸を開けると、海が見えた。

フェアモントサヌールのオープンリビングから望む海

 

くつろぎスペースもどことなくラグジュアリー

バリ島に「何もしない」を満喫しに来ている連れ合いと私にとっては、部屋以外のくつろぎスペースが重要だ。さすがフェアモント、その点もぬかりはない。ホテルの中を歩き回るだけでも楽しいし、座ってゆっくりできる場所がたくさんある。

光と緑と水に囲まれた朝食会場:バリ島 フェアモント サヌール ビーチ

光と緑と水に囲まれた朝食会場。

 

ロビー近くに置かれた椅子:バリ島 フェアモント サヌール ビーチ

ロビー近くに置かれた椅子とクッションも、色合いが上品。右奥に、リンディック(竹琴)が置かれているのが見える。午後、チェックインが増える時間には、ウェルカムミュージックが奏でられるので、よくこの椅子に座って聴いていた。

 

プールサイドの楕円形のデイベッド:フェアモント サヌール ビーチ

プールサイドには、サンラウンジャーの他に、こういったデイベッドもいくつか置かれていた。人気があるが、最終日前日に運よく空いていて、半日をこの上で過ごした。ここに座ると、ちょうどこの記事の2枚目の写真のような風景が見える。

 

ホテルの廊下からみるサヌールの眺め、左側に工事のクレーンが見える

部屋へ移動する外廊下からアグン山を臨む。バリ島でアグン山を見ると、日本で富士山を見る時のような、ありがたい気持ちになる。

左手に見えるクレーンは、工事中のハイアット リージェンシー。前回、2014年12月に来てプリ サントリアンに滞在したとき、スーパーに行くために工事中のハイアットの脇を延々と歩いたのを覚えていたので、まだ工事中なんだ!と驚いた。

ちなみにこの後、2018年1月に来た時もまだ終わっていなくて、結局2018年12月までかかったらしい。2013年に閉めた当初の開業予定は2015年だったらしいが…。バリ時間か。

 

緑が豊富なホテルの庭の池:フェアモント サヌール ビーチ

ホテル内の移動も、緑に囲まれた池を眺めたり、建物裏でも美しく整えられている小道を抜けたりと、楽しい。

裏道も美しく整えられている:フェアモント サヌール ビーチ

 

フェアモント サヌール ビーチ バリは、バリ島が初めてという人にも安心して薦められる、上質なホテルだった。日本人が好きそうなしつらえなのに、何故か国内のガイドブックではあまり紹介されていない。そういう意味でも、お薦めかも。

 

 

バリ島 ◆ ジャグジーのあるベランダから街並みを臨む《スイス ベルリゾート ワトゥ ジンバー》◆ サヌール

 

3回目のサヌールのホテルを検討する

前回の記事でこれまでの5回分のバリ旅を、いったんまとめてみた。いろいろな街に滞在してみて、結局サヌールが自分たちに一番合っているということがわかり、4回目と5回目は2回続けてサヌールに滞在。その次の今回も、滞在地はもちろんサヌール、と決めていた。

それまでの2回で泊まったのは、グリヤ サントリアン、プリ サントリアン。両方のホテルに大満足していたので、もうリピートでもいいかなとも思うくらいだが、やっぱり他のホテルも気になる。

サヌールには、マヤ サヌールとか、タンジュン サリのような素敵なホテルはあるが、どれも少々お高い。初めてのバリ旅でジンバランのインターコンチネンタルに泊まってみて、基本的に「何もしない」我々の過ごし方からすると、そういうクラスのホテルはちょっと贅沢すぎてもったいとわかっていた。

とはいえ、今回も航空券が取りづらい時期に旅行する関係で、いつもの旅行代理店に手配をお願いしようと思っているので、B&Bのようなところは提携の関係で難しそうだ。

 

Google mapでスイス ベルリゾート ワトゥ ジンバーを発見

とりあえず旅行代理店に航空券をお願いしつつ、Google Mapでサヌールの地図を眺めていたら、グリヤ サントリアンの近くに、スイス ベルリゾート ワトゥ ジンバー(Swiss-Belresort Watu Jimbar)という大型のホテルがあった。ブランドの変更なのか新築なのかわからないが、検討していた頃はまだプレオープンだった。

調べてみたら、香港に本拠を持ち、東南アジアと中東を中心に多くのホテルを展開しているスイス ベルホテルグループで、既存のホテルの評判は悪くない。

立地は、サヌールの目抜き通りであるタンブリンガン通りに面して、ビーチとは反対側に位置している。つまりオンザビーチではないのだが、ホテルの建物に周りをぐるっと囲まれた大きなプールを持っている。海に行きたくなれば、ビーチクラブもあるとのこと。

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代理店に聞いてみたら、まだ取り扱っていないが契約可能ということで、見積りを取ってもらうと、グリヤ サントリアンより少し安くて、年末にチェックアウトする日程なのに、それほど大きくない追加料金でレイトチェックアウトが可能だという。

最終日のプランはとても大事なので、それが決め手になり、お願いすることにした。またこの頃にはもう、1年に1回はサヌールで過ごす時間を取りたいという気持ちになっていたので、いまいちだったらまた次にグリヤに来ればいいやという気楽な気持ちでもあった。

 

子供たちのハッピーオーラが好ましいプールサイド

実際に滞在してみると、期待していたプールサイドの雰囲気はとても良かった。混み具合もサービスも、不満なところはなかった。

ファミリー向けに力を入れているのか、子供たちを多く見かけた。どう見ても同じところから来たとは思えない、ここで出会ったと思われる5,6人の5~7歳くらいの子供のグループが遊んでいるのが微笑ましかった。連れ合いも私も子供が好きなので、静かすぎるよりも、子供が機嫌よく遊んでいてハッピーオーラが溢れている、こういうプールサイドの雰囲気はとても好ましかった。

面白かったのは、泳げる深さのプールの外側を、足首くらいまでの浅いプールが取り囲んでいて、そこにサンラウンジャー置いてある場所があった。暑くなったらサンラウンジャーの上から足を下ろせば、足首を水にひたすことができる。なにより、水の上に寝そべっている感じの非日常感はよかった。赤ちゃんに近い子供がいる家族連れも、そばで水遊びをさせながらサンラウンジャーでくつろげて、快適そうだった。

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でも、うっかり物を落とせば濡れてしまうし、ときどき子供たちがバシャバシャと走り抜けると水しぶきがあがる。我々は、子供たちが近づいてくると「お、来るぞ来るぞ!」と注意し合って読んでいた本を隠したりして、けっこう楽しんでいたが、もっと静かなところが良いとか、本やスマホを水から守りたければ、もちろん水の上でないサンラウンジャーもある。

また、我々は選ばなかったが、このホテルは、プールアクセスの部屋が特に人気らしかった。プール側の1階は、部屋から直接テラスに出て、そのままプールに降りることができる。部屋からでてすぐのところは浅いプールなので、小さい子供を遊ばせるのにはとても便利だろう。

直接ホテルの部屋から出られるプール

 

ジャグジーのあるベランダから街並みを臨む

プールを取り囲む建物の内側はプールアクセス、プールビューの部屋だったが、このときの我々の部屋は外側だった。外側の部屋には、広いベランダがあって、ジャグジーが備え付けられているというので、こちらを選んだ。

プールビューの方がリゾート感はあると思うが、この外側のベランダからは、西側に広がるサヌールの街並みが見えた。ヤシの木よりも建物は立てられないバリ島だが、ホテルの西側は民家や別荘が並ぶエリアで2階建てまでの建物が多いので、高さ制限ぎりぎりの4階からでも、濃い緑に赤い瓦が映える風景を見晴るかすことができた。これは今までのバリ旅では経験しなかったことで、夕景の時間にはここで景色を眺めて過ごした。

サヌール内陸の眺め

 

ジャグジーはこんな感じ。こんな重厚な石造りがベランダにあるというのは、構造上ちょっと怖いような気もしたが…。

ベランダにジャグジーがあるバリ島のホテル

 

特に子供連れの滞在にはお薦め

 総じて、他のホテルにはない面白い特徴がある、良いホテルだと思った。

自分がリピートするかどうかと言えば、比較するのであれば、グリヤ サントリアンかプリ サントリアンを選ぶと思う。スイスベルはとてもきれいなホテルだが現代風なので、ホテル全体にバリらしい意匠が凝らされているという面で、サントリアングループに軍配が上がる。

でも、小さい子供連れで訪れる人には、スイスベルを勧めるかもしれない。
(でも本拠地が香港の企業って、これからどうなるんだろう…)

青空とヤシの木とホテルの建物